いつがいい?学資保険の受け取り時期
子どものいる家庭で避けて通れないのが、学費の計画です。
将来かかる学費を計算して、なるべく早くから計画的に組み立てていくのが良いと言われています。
その一つの手段として、学資保険があります。
子どもの学費が必要になるときにまとまった金額を受け取るのですが、それには2つの時期があります。
満期になった時と、何らかの節目での祝い金などの一時金です。
まずは満期についてです。
満期の時期は保険会社のプランによって決められている場合と、選択できる場合があります。
選択できる場合があるといってもおおよその時期は決められていて、大学入学の時期である18歳(17歳)、成人する20歳、大学を卒業して社会人になる22歳のどれかを満期にすることになります。
18歳(17歳)満期にする方が多いのですが、1つ注意が必要です。
満期の正式な日付は18歳満期の場合、「満18歳になった後に迎える最初の契約応答日」とされていることが一般的です。
もしお子さんが1月生まれで8月に契約していた場合、大学1年の8月に満期金を受け取ることになります。
これでは入学金や最初の授業料に間に合わないので、17歳満期とした方が良いかもしれません。
満期は、契約日と誕生日の兼ね合いで検討することを忘れずにいてください。
次に一時金についてです。
一時金は、幼稚園、小学校、中学、高校、大学、成人という節目に合わせて祝い金として受け取るものです。
どの時期にいくら受け取るかは保険会社のプランによって決められていたり、選択できる場合もあります。
一時金を受け取らなければ満期金が増えます。
満期金は少なめでも良いがそれぞれの節目に欲しいという場合は、一時金が多いプランにすると良いでしょう。
一時金は、例えば高校入学の場合「満14歳7カ月直後の何月何日」となっているため、入学に間に合わないという事態にはなりません。
一時金はいくらをどのタイミングで受け取るか、満期金は減っても大丈夫なのかという点にだけ注意して決めると良いでしょう。