学資保険ってなあに?
子どもが生まれると学資保険に入ったほうが良いと聞きますが、そもそも、学資保険とはどんな保険なのか、確認してみましょう。
学資保険とは、簡単に説明すると、子どもの教育費にかかる費用を補助する目的で加入する保険です。
近年では子どもが中学校を卒業後も、高校から大学まで進学するケースが多くなっています。
このとき、中学校までの義務教育と異なり、高校や大学では多くの学費が必要になります。
子ども1人あたりに対して公立と私立では差があるものの、大学を卒業するまでに必要な金額は、1000万円から3000万円以上かかると言われています。
学資保険に加入していると、こういった子どもの教育費がかかる時期に、お祝い金としての給付金が支払われます。
また、保険料を満期まで払い終えると支払われる、満期学資金という給付金もあります。
ここまで基本的なしくみについて説明した学資保険。
最近では加入者ニーズに合わせて色々な種類がありますが、大きく3つのタイプに分けられます。
1つ目は最もポピュラーで、先に説明したような教育資金を積み立てる貯蓄型保険。
2つ目が、保護者の万一の場合に育英年金が支払われる保証型保険。
最後に、子どもの病気やケガに備えて医療保険も兼ねた子供保険。
種類によっては満期の返還率が元本割れになってしまう学資保険もあるので、目的を確認して二ーズに合った学資保険に加入することをおすすめします。