子供がいる人は学資保険は必須なの?
子供の誕生=学資保険に加入!が当たり前だった価値観も長く続く低金利の影響から、崩れ始めています。
というのは、子供が産まれたからと言って学資保険に加入はしない、という考え方の人の割合が増えてきているのです。
そのような考え方の人は子供の教育資金について無関心であるというよりは、自分で教育資金の確保をできる見通しを持っているだとか、共働きなどの理由から家計に余裕があるから、などという理由である場合も多いのです。
とはいえ、民間の保険会社が提供している学資保険は満期時の受け取る金額は払い込んだ保険料を上回る仕組みのため、教育資金の貯蓄目的に活用されているご家庭のほうが圧倒的に多いでしょう。
学資保険加入のメリットは大きく3つです。
ひとつめは、利回りの良さです。
低金利の銀行の預貯金よりも実質利回りがよいのが保険会社の提供している学資保険ですからお得な貯蓄方法であることです。
貯蓄性の高さも学資保険の魅力です。
ふたつめは強制的に実質的な貯蓄ができることから、家計の管理や貯金が苦手な家庭には向いているのです。
しかし万が一月々の払込みができない状況になってしまった場合にやむを得ず途中解約の選択をすると、これまで払い込んできた総額の元本割れした金額しか戻ってきません。
学資保険の払込期間は十数年と長いスパンですから無理のない払込額の設定をしておく必要があります。
最後の3つ目のメリットは保険契約者である親に万が一のことがあった場合の保証があることから、将来子供が困らないようにと備えておくことができるのです。
学資保険加入にのは、それぞれの家庭の収入や家計管理能力、貯蓄額によっても必要性の可否判断は異なってきます。
長い払込期間があることをよく考えて加入するしないを決めるべきでしょう。