学資保険の満期の時期とそのワケ

学資保険の満期は大学入学時に設定する場合が多いです。
それは大学入学時が費用が最も掛かるという事が理由に挙げられます。
どうしてかというと学資保険はまとめて受け取る方が満期金額が多くなるからです。
子どもの教育費の約５０パーセントが大学の４年間で必要になってきます。
例えば文系の私立大学なら入学時に必要な費用は約２００万円といわれています。
これが４年間のトータルになると５００万円から７００万円が相場だとされています。
しかしこの費用を学資保険で準備するのは危険とされています。
それはなぜでしょう。

主な理由は２つあります。
１つは毎月支払う保険料が高くなるという事です。
保険料が高いと途中で解約する可能性が高くなります。
家計を圧迫しない保険料を設定するようにしてください。
また保険料は年払いにするとある程度安くなります。
お金に余裕のある人は年払いを検討してみてはいかがでしょうか。

もう１つは解約すると積立金がほとんど戻ってこない事です。
ですから家計にあった保険料の試算が重要になります。
学資保険の満期金は４００万円ほどに設定して残りの金額は貯蓄で賄えるのが理想的です。

子どもが生まれたら早めに教育資金について考えておくと安心です。
学資保険は保険会社によって内容が異なりますので加入前にいくつかの保険会社で保険プランを比較検討してみてもいいでしょう。
特に返戻率は確認しておきましょう。