学資保険の返戻率を上げる方法を知ろう

学資保険に加入する際、最も気にするべきポイントは返戻率です。
どれだけ戻って来るかは、損をしないために大事なところでしょう。
こちらでは、返戻率に関する大事なポイントをお話しします。

まずは、複数の学資保険を同じ条件で比較することです。
死亡や医療など、学資保険によって特約の付く商品がありますが、それが付いているとその分の保険料が加わるため、返戻率が下がります。
満期金や祝い金などの受け取り時期によっても返戻率は変わります。
いくつかの商品を検討する際は、同じ条件のもと計算するようにしましょう。

インターネットなどで保険会社ごとに返戻率を比較する際、最新の情報かどうかチェックすることも大切です。
平成２５年の４月から保険料の見直しがされ、大きく改定されています。
この時期以降、ほとんどの保険会社が値上げをしているため、古い資料で比較したり参考にしたりすることはやめた方が良いでしょう。

返戻率は、支払い方法によって上げることができます。
例えば年払いです。
毎月コツコツ支払うよりは、年間分をいっぺんに支払った方が、割引が受けられます。
受取額は変わらないものの、支払いの総額が下がるため返戻率は上がることになります。
お金に余裕のある方は、年払いの方が良いでしょう。
払い込みの期間を短くすることでも返戻率を上げることができます。
これは、短期払いということで、やはり支払い額に関して割引が受けられるためです。
毎月の支払い額は高くなりますが、日々の生活費に余裕があるようでしたら、この方法もおすすめです。

返戻率は、やり方次第で上げることができます。
そもそも率の良い商品を選ぶことは大事ですが、自分でもいくつか比較してみて、最良の商品と方法を選ぶようにしてください。