学資保険が必要な理由
任意加入保険は、人生の中で見直すタイミングが何度かあります。
中でも子どもが生まれた時というのは最も重要なタイミングかもしれません。
家族が増えて自身の医療保険や死亡保険を見直す際に、学資保険をすすめられた経験がある方もいるのではないでしょうか。
学資保険は重要度で言えば優先するものでは無いかもしれません。
しかし、子どもはとてもお金がかかるものです。
幼稚園から大学まで全て公立校に行ったとしても学費は一千万円を越えます。
最もお金がかかるのは大学の入学金とその後4年間の学費です。
子どもが大学に入る18年の間にまとまった貯蓄をすること、それは親の責任では無いでしょうか。
しかし、毎月の収入から将来のためにきちんと学費を積み立てられる方はどれくらいいるのでしょうか。
少し荒っぽいかもしれませんが学資保険は加入すれば半ば強制的に毎月引き落とされますし、途中解約は元本割れするのでなかなかやめられません。
貯蓄が苦手な方だからこそ学資保険は将来の備えにおすすめなのです。
また、ほとんどの学資保険は、親に万が一のことがあった時、以降の保険料を免除され、満期には契約の通りの金額が支払われる保険料免除という機能があります。
これだけでも個人的に貯蓄するより大きなメリットがあると言えます。
返戻率は保険会社や各商品毎に異なりますので、まずはシュミレーションし、家計に負担のかかりすぎないものを選びましょう。
子どもが将来、お金が無いという理由で希望の進路に進めないということが無いよう、我々親は今から備えていきましょう。