学資保険だけで大丈夫?
可愛い我が子には好きな道に進んでほしい、というのが親の願いです。
しかし、実際には子どもを育てるには多くのお金がかかります。
備えあれば憂いなしの言葉どおり、学資保険というものに加入する方もいるでしょう。
子どもを持つ家庭の約7割が加入しているというデータもあります。
小さいうちに契約した方が掛け金が安いこともあり、子どもが1歳になるまでに加入するケースが多いようです。
学資保険は、毎月の掛け金を払うことにより、高校や大学の入学時にお金を受け取ることができるので、強制的に貯金ができるというメリットがあります。
実際に、加入してる家庭の半数以上が教育費の準備を目的とした保障タイプに加入しています。
しかし、現在、主な学費保険の返戻率は約100%前後で、普通にお金を積み立てるのとほぼ同じです。
自分で計画的に貯金できる、もっと利率の良いもので運用できるという方は、加入しなくても大丈夫でしょう。
ただ、学資保険には、契約者である親に万が一のことがあっても子どもに決まった額の支払いがあるという、もうひとつの大きなメリットがあります。
実際の学費以外にも、食費、被服費、部活動等、成長するにつれ負担も大きくなります。
どちらにしろ、学資保険だけでは足りないので、やはりある程度の貯蓄は必須です。
貯蓄と学資保険、上手に組み合わせてみると良いでしょう。
今は各社様々なタイプの保険商品があります。
まずはネットでシミュレーションをしてみたり、無料相談窓口等でご家庭に合った商品を検討してみてはいかがでしょうか。