学資保険だけで大丈夫?大学の平均的な学費
学資保険はお子さんが進学するにあたって必要となるお金を積み立てておく保険ですが、皆さんゴールはいつに設定しているのでしょうか、また、満期の設定金額はどのくらいなのでしょうか。
いろいろな学資保険を見てみると、だいたいゴールは18歳、つまり大学進学時に設定されていることがわかります。
次に人気があるのは17歳満期の商品ですが、これは単純に生まれ月の問題で、18歳で満期を迎えると大学進学時の入学金に間に合わないという場合が考えられます。
そして満期時の金額ですが、おおむね100万円から150万円の間で学資保険を積み立てている人が多いようです。
けっこう幅がありますが、これは大学進学のための一部金額を学資保険で賄えれば良いと考えているか、全額学資保険で賄いたいと思っているかの違いになります。
毎月の積立額を高めに設定してでも大学進学時のお金を貯めてしまいたいと言う人は、200万円近くを学資保険で貯める場合が多いようです。
というのも、一般的に大学進学のためにかかるお金は国立の100万円以下から私立医科大の500万円まで幅広い選択肢がありますが、一番多いとされる私立の文系、理系に入学した場合、初年度にかかる金額はだいたい120から150万円になるからです。
つまり大学資金は100万円では足りないが、150万円あればほとんどを補えそう、といった具合になります。
すでに学資保険に入っている人は、加入保険の満期の額が幾らになるかをもう一度確認し、100万円以下の場合は現金でもう少し用意しておく必要があるということを考えておきましょう、また、これから入る人も100万円では全額補てんできないということを考えて商品を検討してください。