学資保険加入するべきなのかどうか。
学資保険というものは、100パーセント任意の保険でありますので、加入するかしないかは、個人の自由であります。
一昔前は、利回りも良く、子供が生まれれば加入するのが当たり前というような時代でありました。
そのため、加入しなくてはならないと考えている方も多くいますが、実際は加入してもしなくてもいい保険なのです。
さて、実際には、どのくらいの家庭が学資保険に加入しているのでしょうか。
おおよそ6割の家庭が学資保険に加入しているという調査結果があります。
6割というと半分以上ですが、4割の家庭は加入していないということになりますので、加入していない人も少なくはないという結果です。
学資保険に加入していない理由についてですが、月々払い込みをする経済的余裕がないためという意見が最も多く挙がっています。
そのほかに、信頼できない、返戻率が悪い、などの意見もあります。
学資保険は、払込期間が非常に長く、まだ子供が小さいうちや、一人のうちは、それほど家計にも響きません。
しかしながら、子供が大きくなるにつれ、また、兄弟姉妹が増えるにつれ、子育てに関する費用は家計を圧迫します。
そのような場合に、解約をしたくても、途中解約をすれば、損をしてしまいます。
加入する場合には、将来的に、継続して払い込みができるかどうかを熟慮し、無理のない払込額になるようにしましょう。
また、学資保険は固定利率ですので、契約時の利率で将来の利率も決まってしまいます。
世の経済状況によっては、あまり得を得ない場合がありますので、その辺りの見極めも重要なポイントです。