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学資保険選びを後悔しないために

子供が生まれたときに、いろいろな保険会社の商品を比較・検討して「学資保険」に加入されている方も多いはず。
この「学資保険」を比較して注目する基準は返戻率といわれています。
返戻率とは、掛けた金額のうち手元に戻ってくる金額率のことです。
戻ってくる金額は、18年後(子供が高校を卒業する年)に約109%~114%(年利1%相当)程度。
掛ける金額の相場は1~2万円程度で、受け取る金額の相場は200万円~300万円程度です。

ただ、学資保険だけで教育にかかる費用はどのくらい賄われるのでしょうか。
新聞・テレビ・ネットでも多く取りざたされていますが、教育費自体は年々あがっています。
今や、小さいころから習いごとや塾に行き、就職に有利となる大学に進学することが当たり前になっている時代です。
ネット上の調査によると、教育にかかる費用は幼稚園から大学まで全て公立に通ったとしても1000万円を超え、全て私立に通ってさらに理系大学に進学した場合は、なんと、2900万円に及ぶ算出結果に。
学資保険の18歳満期で300万円戻ってきたとしても、想定する金額には到底足りませんが、学資保険を利用しながら、教育費用を工面しなくてはならないのが現実です。

後悔しない学資保険選びのためには、細やかな調査力・理解力に加えて「このくらいだったら出せる」「これは、無理」という判断力も必要です。
それぞれのご家庭の収入額と子供にかかる教育費、そして、貯蓄はどのくらいあるのか、学資保険は長期にわたってきちんと払い込める金額なのかを計算して、ご家庭の家計にあった保険料を試算してみましょう。

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