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長い歴史を持つかんぽの学資保険の特徴とは

ひと昔前の学資保険といえばダントツでかんぽ保険でした。
以前のかんぽ保険は満期時の返戻率は100%を切るもの(つまり元本割れ)するものでしたが、その代わりにケガや病気での入院のときなどの補償が手厚いものでそれなりに人気がありました。
ところが平成以降は民間保険会社や外資系保険会社も学資保険に力を入れ始め、返戻率が110%前後の魅力的な保険商品が次々と発売され始めると郵便局の学資保険の人気は急下降しました。
2014年に発売された郵便局の学資保険「はじめのかんぽ」では他社に後れを取っていた返戻率アップを果たし再び加入者数を伸ばしているという状況です。

「はじめのかんぽ」の返戻率は旧簡易保険時代よりもアップしたとはいえ他社より抜きんでるというところまでは至っていません。
商品説明カタログ上では102%~111.8%ということですから他社と大きく変わることはないようです。

しかしかんぽ保険の特徴としていくつかのことに注目できる点もあります。

1.生前加入制度の導入 赤ちゃんの誕生前、予定日140日前以降(妊娠6か月目から)の加入が可能です。
ただし父母が契約者となる場合に限ります。

2.短期払込制度の導入 子供が小さく、家計に余裕があるうちに保険料の払込を終えてしまう制度です。
短期で払込が終わることで保険料が引き下げられ、結果として返戻率がより高くなるメリットがあります。
はじめのかんぽでは12歳払済みが選択できるのです。

3.受取コースの選択ができる 満期保険金の受取り方法のプランが3通り用意されており、家計状況によって選べます。
・大学入学時にまとめて全額受け取るプラン・小・中・高それぞれ+大学入学時に分割して受け取る・大学入学時+在学中の学資を受け取るプランです。
教育資金でもっとも負担の大きい大学進学にウェイトをかけることができるようになっているのも魅力でしょう。

このように、かんぽ生命の学資保険は運用率はあまり良いとは言えないものの、各家庭の家計状況に応じて柔軟にカスタマイズできるのは大きな魅力となっています。

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