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本当に必要?学資保険

お子さんが生まれて、いわゆるママ友達や近隣のママさんと話すようになると、必ず一度は話題に上るのが学資保険の話です。
学資保険とは、子どもが進学するときのために、より良い利率で積み立てができる保険屋特有の商品ですが、単なる銀行の積み立て貯蓄や定期預金と大きく違うところは支払者に万一のことがあった場合、満額積立金が返ってくるという点です。
生命保険と似た性質を持っており、このあたりはまさに保険の商品といったところです。

ところでこの学資保険、開設当初はかなり利率が良かったので、積み立てるだけで大いにメリットがありました。
一世代前の頃ですと、利率が5パーセント近くになる商品がたくさんあったようです。
しかし今の学資保険は利率1パーセントを切る場合もざらにあり、投資という意味での純粋なメリットは薄れてきたといえます。
かける年数によっては元本割れする商品もあるほどです。
そのため、学資保険に加入するかしないかについては、銀行の貯蓄よりも利率が良いから、という理屈は通りにくくなっています。

今どきの学資保険を検討する際には、投資の意味よりも保険の面がクローズアップされていることを意識して検討してください。
親御さんが万一子どもの学費を工面できない状況に陥ったとき、安心できるのが学資保険です。
家庭の事情が変わっても、子どもさんの進学時にまとまったお金を用意できる、そのために入ると思えば学資保険は大変魅力的な商品です。

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