年末調整で学資保険は控除できるの?
学資保険は子どもの将来の学費を貯めるための貯金と考えて行っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
学資保険は被保険者が死亡・高度障害となった時に、子どもの学資を保障してくれる生命保険です。
つまり学資保険は生命保険なので、年末調整で学資保険の保険料を申告することによって、控除の対象となりお金が戻ってきます。
学資保険は生命保険とは関係がないと思われる方が多いのかもしれませんが、控除対象となるため、しっかりと年末調整で申告をすることが大切です。
学資保険の控除をする時は、生命保険控除に分類されているため、給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書に記載をする必要があります。
学資保険料や生命保険料は、最大4万円(旧方式は5万円)までが控除の対象となっています。
生命保険の控除は、契約日が平成24年1月以降の契約から新方式での計算となり、最大4万円までの控除となります。
旧方式は平成23年12月以前の契約までとなります。
契約の時期によって最大控除額が異なることを知っておきましょう。
申告をする時は、年末調整の時期よりも前に、保険会社から学資保険を納めたことを証明するハガキが届くため、このハガキを添付する必要があります。
もしも、失くしてしまったという場合は保険会社に問い合わせをすることで再発行をしてもらえます。
毎月の保険料の滞納があった場合、学資保険の控除をしてもらうことができません。
滞納金は年内にしっかりと納めておくことが大切です。