兄弟がいる場合の学資保険のかけ方
2人以上子どもがいる場合、学資保険はどのようにかければよいのでしょうか。
第1子と同じ保険に入る余裕があれば、それに越した事はありません。
しかし2人目、3人目も加入するとなると、家計が厳しくなってきます。
兄弟割引が適用される保険も販売されてはいますが、割引額はわずかです。
一般的に、学資保険は第2子に多くかけた方がよいといわれています。
1人目の進学時は、貯蓄からねん出する事も出来るからです。
きょうだいの年齢が近いと、ダブルで学費がかかってくるので、2人目を多くした方がよいのです。
1人目の余った満期金を2人目に回せばよいと考える人もいるかもしれません。
しかし学費は毎年払わなければならないので、よほど高額の保険に加入していない限り、まず余る事はありません。
もし2人目を多くする余裕がないなら、中学、高校入学時にも細かく祝い金が出るタイプを選択する事も出来ます。
また、満期年齢をずらす事も可能です。
保険金の受け取り時期を分散させれば、第1子、第2子を問わず、進学時にお金を回せるのです。
ただし、祝い金を使ってしまって、一番学費がかかる大学入学時に足りないという事がないようにしましょう。
第1子が産まれた時には、あまり考えず多額の学資保険に加入しがちですが、2人目以降を希望しているなら、最初は抑え目にしても良いでしょう。
学資保険は先を見越して、無理なく払い込める範囲で加入してください。