学資保険の比較時に気をつけたいこと

学資保険の加入をする時に注意したい二つのことをご紹介します。

一つ目は学資保険のタイプについてです。
学資保険には、貯蓄タイプと保障タイプの二つのタイプがあります。
貯蓄タイプの学資保険は、毎月貯めた保険料を増やすことを目的としているものです。
保障タイプの学資保険はケガをして病院に入院をしたり通院をしたりする時など、医療保障を目的としている保険です。
保障タイプの中には、支払う保険料よりも受け取る金額が下回り元本割れをしている保険もあります。
どちらのタイプの学資保険にするのかをまず選びましょう。

どちらにするかを選ぶ時には、市区町村によって小児医療費助成が受けられる年齢が決まっているため、いつまで子どもの医療費助成があるのかを確認してみると良いでしょう。
市区町村によっては中学３年まで小児医療費助成が受けられるところもあります。
また、子ども用の生命保険や医療保険をかけられている方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、保障タイプよりも貯蓄タイプの学資保険が良いです。
どちらのタイプにするかを決めたら、次に返戻率をチェックしましょう。

二つ目のポイントは返戻率についてです。
返戻率というのは、支払った保険料に対して、どのくらいのお金を受け取ることができるのかを表しています。
返戻率が高い方が受け取ることができるお金が多くなるため、比較をする際は返戻率をポイントにみていきましょう。
返戻率が１００を下回る場合は、支払う金額よりも受け取るお金が少ないということなので注意が必要です。