【基礎知識】知っておきたい学資保険のワンポイントアドバイス
このページでは、学資保険への加入を検討するときに知っておくとお得な情報をまとめています。
プランを選ぶときに、ぜひ、活用してみてください。
学資保険の必要性について考える
もちろん、学資保険への加入は各家庭の自由です。
その為、学資保険は本当に必要なのか…という点で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
まずは、その点についてじっくりと考えてみましょう。
大学進学の際の教育費
学資保険に貯蓄目的で加入するケースの殆どで、焦点になるのは「大学進学」です。
公立校への進学が前提であれば、小中高の学費はそこまで意識する必要はないでしょう。
しかし、大学への入学・進学のタイミングでは、それまでと比較するとかなり大きな額の学費が発生します。
私立校であればもちろん、公立校であっても学費は安くありません。
例えば、もっとも学費が安いと言われているのは、公立校の文系学部です。
その場合、初年度に必要な教育費は約110万円程度と言われています。
入学当初は入学金などでまとまった支出が発生する為、あらかじめ準備しておきたいところ。
各家庭ごとに経済状況は異なるかと思いますが、「100万円以上のお金を準備しておくのは大変…」と考える方は少なくないはず。
とは言え、今や大学全入時代!
その為、子供が誕生した瞬間から、大学の教育費用について準備を進めておくことができる学資保険が人気を集めているのです。
学資保険ならではのメリットがある!
こちらのページで詳細に解説していますが、学資保険での貯蓄と銀行預金での貯蓄は同じように見えて全く性質が異なります。
もちろん、これも個人差のあるところですが「銀行預金よりも学資保険の方がメリットが多い」と感じるご家庭は少なくないようです。
その理由は、ずばり、貯蓄性!
銀行預金よりも遥かに高い利率で貯蓄を進めていくことができるのが魅力です。
例えば、ニッセイ学資保険であれば、利率(=返戻率)が約110%というプランも存在します。
銀行預金では、利率はほぼ0%!
比較してみると、明らかに、学資保険の方がお得なのです。
さらに、強制力があるというのも魅力の一つ。
毎月保険料が引き落とされて、満期や祝い金受け取りのタイミングまでお金が手元に戻ることはありません。
これが不便に感じる方もいらっしゃいますが、「ついつい引き出して使ってしまった…」なんていうリスクが減るので、貯金が苦手…と感じている方にもおすすめなのです。
また、保障が充実しているのも特徴です。
契約者(保護者)に万一のことがあった場合は、保険料の振り込みが不要になります。
もちろん、満期にはお金を受け取ることができます。
つまり、生命保険のような役割を果たしてくれるのです。
これは、銀行預金では絶対に実現できないメリットと言えるでしょう。
これらのメリットがあることから、学資保険は注目され続けているのです。
学資保険にもデメリットはある!
もちろん、学資保険にもデメリットはあります。
例えば、加入している保険会社が倒産してしまった場合は、手元に戻る保険金が目減りするリスクがあります。
また、インフレに弱いというデメリットも…。
ただし、これらのデメリットを踏まえたうえで、賢く保険会社・プランを選んでいけば、学資保険は確実にお得で有用性の高い保険と言えるでしょう。
既に十分な貯蓄がある…
より利率が高くなる可能性のある株式投資などで貯蓄を増やしたい…
などの理由がないのであれば、学資保険への加入を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。